「かないくん」展

140521昨日、見てきました。絵本「かないくん」の原画展。渋谷のパルコパート1で6/2まで行われています。松本大洋さんの大ファンなので、生原画に生ラフ原画...。もうそれだけで鼻息の荒くなるような(実際見ても相当鼻息が荒かったように思います...)大コーフンの展示でした。やっぱりラフでも身がよじれちゃうほどうまいし、習作も書き損じもスバラシかった。でも絵本になった原画は やはり絵にすごく緊張感があり、研ぎすまされた集中力を感じました。

この絵本が出た時に、谷川さんが一晩で書いて松本さんが2年かけて描いたというコピーのような、うたい文句のようなものが付けられていたのに 個人的にはなんかものすごくモヤモヤした感じがしました。「死」を扱うテーマだけに「時間」に重きをおいた言葉なのかもしれませんが、絵を描く側の方は2年もの間日々の生活の中で、この文章を体の中に埋め込んで、吐き出し、消化しての作業を繰り返して来たんだろうなぁと思うと。。。書き手がそう言うのはいいけど、第三者が簡単にそう言葉にしてもよいものだろうか...とモヤモヤと考えさせられました。

でもそんな事はきっとどうでもいい事で、作品として出たこの絵本にそれぞれがどう感じていくか、なのでしょうね。絵本、オススメです。